★★ペットブームといわれる昨今、動物を家族の一員とする考えが広まりつつある反面、故意又は無知による不適正飼育、遺棄、虐待などが後を絶ちません。 又、動物による被害や衛生上の問題が地域社会のトラブルになっているケースも数多く見受けられます。  このような状況に対し、個人のボランティアや地域愛護団体が、動物の福祉の向上を目指し地道な活動を続けていますが、個々の小さな声はなかなか行政や世論を動かすまでには至りません。 又、ボランティア同士が連携する体制が整っていないため、必要時に迅速かつ的確な協力行動が盗り難いのが現状です。  平成十一年度には、「動物の愛護及び管理に関する法律」が成立し、全国的に動物愛護の機運が高まっている今こそ、地域のボランティアが相互に連絡し、協力し合える体制作りが必要であると考えます。